――声が聞こえる……。

――誰だ、私を呼ぶのは。

闇の中、一寸の光が見えた。

そっと、手を伸ばす。

この場所に光が差したのは、初めての事だろう。

――何かが、起こっているのだ。

私の知らない場所、知らない世界で。

――誰かが、私のことを呼んでいる。

いいや、誰も私を呼んでなどいない。

――しかし、声は聞こえる。

いい加減、ここにも飽き飽きしていたとこだろう。

――何が待っているかは分からないが……それもまた面白い。

面白い、か……随分と人間的な感情を抱くようになったものだ。

――だが……いいだろう。悪くは無い。

混濁した意識をゆっくりと覚醒させながら、私はこの場所で起きた変化を1つずつ確認していった。

そして、ふと気がつく。

私の伸ばした手には、私が持っていたはずのあの球が無くなっていたことに。

最近、私の生活するこの街には話題の占い師がいる。

考えていることはなんでもお見通しで、悩みに的確なアドバイスをしてくれる。

その占い師に占ってもらった人はみな悩みが解決し……そしていつしかこの世界から消えるらしい。

私はつい数ヶ月前に、この混沌の異世界に迷い込んだ。前は日本の地方都市に住んでいたが、この世界に来てからはどうも記憶ははっきりとしない。

鹿立市という場所にいたことは覚えてる。

幼少時の記憶も、大人になってからの記憶もしっかりとある。

家族の顔も、友人の顔も覚えてる。

けれども、一つだけ。なにかこの世界が……私自身が夢であるような……そんな朧気な感覚を抱きながら、慎ましく暮らしていた。

帰れる事なら、元の世界に帰りたい。

この世界は、暴力と金、薬や差別が蔓延し……それと同じくらい、自由に溢れている。

でも、私にとってそれは好ましい世界の姿じゃなかった。

毎朝同じ時間に起きて、同じ道を歩き、同じ場所に行って、自分の役を全うする……そんな日本人的な生活が、当たり前の日常が愛おしい。

……それに――おそらく――きっと――多分――会わなきゃいけない人もいたはずだから。

路地裏にひっそりと佇む占いの館の戸を開く。

ひんやりとした空気は静まり返り、静寂を通り越してどこか神聖な雰囲気さえ感じられた。

「やぁ、いらっしゃい。お客さんかな?」

若い男性の声が聞こえてきた。

部屋の奥、大きなガラスで出来た丸テーブルの向かい側に、この世界では珍しいスーツ姿の日本人が一人いた。

あまりにも整った顔立ちに、黒縁の眼鏡が良く似合う。

だけどその奥の眼光は……なんだか凍てついている様な……そんな印象を受けた。

「まぁ座るといい。ここに来たからには、何か悩みがあったのだろう?」

促されるまま、私は男の対面に座る。

「君は……珍しいな、日本人だね。私は左灘浩二。この世界ではしがない占い師……元いた世界では、様々な業界でコンサルティング業を営んでいた。まぁ、ただのサラリーマンさ」

左灘と名乗った日本人男性は、私の警戒心を解くためか優しく笑った。

なんだか聞き覚えのあるような名前だ……そう思ったけれど、私はその違和感を口にすることなく、小さく頷く。

「それにしても……君とはどこかで会った気がするんだが、気のせいかな?」

どきりと、心臓が跳ね上がる。

この人には……もう私の心が見えているのかと。

けれど、どうも占い師のその言葉は、心の底から出た疑問のようだった。占い師は笑いながら、私に語りかける。

「いや、心を読んだとかでは無いよ。ただ純粋に……君とはどこかであった気がしただけなんだが……どうも、この世界に来てから記憶が朧気でね。まぁ、よくあることらしいが」

すると、占い師はテーブルの隅にあった大きな水晶玉を私の前に移動させた。いかにも、占い師が使うような道具だ。

「さて、じゃあ君の悩みから視ていこうか。大丈夫、心配することは何もない。ここに来る人は大抵、元の世界への帰り方を聞きに来るからね。僕は、そのためのちょっとした手伝いをするだけさ。さぁ、力を抜いて……ゆっくり、心を落ち着けてこの水晶玉を覗くんだ……」

言われるがまま、私は水晶玉に視線を落とす。

透明な水晶玉は私の顔を反射し……その奥で、何か得体の知れないものがどろりと動いた様な気がした。

「もういいよ、顔を上げて」

はっと意識を取り戻して、顔を上げた。

寝ていた……訳では無いようだけど、どうやら私は、私の深い部分に意識を落としていたようだった。

どれくらい時間が経ったのだろうか……窓もないこの部屋からは、それを知る事は出来ない。

「君の事はだいたい分かった。やはり元の世界に帰りたいようだね……そこで、私からするアドバイスはたった一つ。はっきり言って、君はまだ元の世界に帰るべきではない」

その言葉に、私は愕然とした。

ここに来たら、元の世界に戻れると聞いてきたのに……。

「……けれど、もう少し。もう少しだけ時間が経てば、元の世界に帰ってもいいだろう」

占い師は、水晶玉をテーブルの元の位置に戻しながら話し続けた。

「この世界の時空間は酷く歪んでいる。元の時間軸に帰ることも出来れば、ズレた時間軸に帰ってしまうこともあるだろう……いわば、君がこの世界にもう少しだけ留まるのは、そのためのチューニングだ。然るべき時が来れば、必ず元の時間軸に帰ることが出来るだろう」

その言葉を聞いてほっとする。

良かった……これであの街に戻れる……。

「……そうだ。世界線、という言葉を知っているかい?」

占い師は、突然私にそう質問してきた。

聞き慣れない言葉に、私は小さく首を横に振った。

「世界線と言うのは……そうだな、例えるなら君がこの世界に来た時……向こうの世界では『君がいる世界』と『君がいない世界』の二つに世界線が分岐する……あぁ『そういうもの』なんだ。深く考える必要は無い。それで、こうした世界のあらゆる可能性。それを世界線と呼び、それが幾つも幾つも束ねられ、1本の太い線となったもの。それがこの世界。その仕組みだ」

いまいち要領を得ない話に、私は首をかしげた。

「つまり……君がもし『君のいる世界』に戻った時、君は同時に2人存在する事になってしまう。それはこの世界のタブーだ。そうなった時、世界はその事象を収束し、辻褄を合わせて君は一人だけとなる……恐れることは無い。そもそも世界線の変動なんてものは、通常の人間には観測出来ないからね。君はこの世界での意識がなくなり、元の世界に戻れる……それだけは揺るぎない事実だ」

難しい話だ。

私は半分程度……特に最後の『元の世界に戻れる』という部分だけ、都合よく噛み締めた。

……でも、不思議なことに私はこの世界線という話を聞いたことがある気がした。

いや、聞いたことがある、というよりは『知っている』という、どこか直感的な感覚。

……なんで、この人は私にそんな話をしたんだろうか。

「話が長くなったが、私の占いはここまでだ。料金だが……ここに来た者には皆同じ事を告げていてね。この世界にもう少しいるんだ、君にも同じ事を頼もう」

占い師は、今度はポケットから手のひら程の大きさの水晶玉を取り出した。

「ちょうどこれくらいの大きさの、虹色に輝く銀の球を探しているんだ。この世界に来る時、どこかに落としてしまったみたいでね。この世界にあるという確証もないが……まぁ、ついで程度でいい。話を聞いたら探してみてほしい」

よくわからない頼みだったけど、私はそれに素直に頷いた。

占い師は最後に『来るべき時』が来たらここにもう一度来るように私に告げた。

軽く礼を言うと、私は席を立って店を後にした。

不思議な事に、私の気持ちはすっきりとしていた。

具体的な解決策を聞いたわけでも無いのに。

ただ、占い師の話した「もう少しの時間」が来れば……私は多分それを理解して、またこの場所に来ることになる……そんな気がしていた。

入口を出ると、太陽の光が強烈に私を照らした。

その時……ふと、記憶のそこに眠る何かを見た気がした。

気がついた時、私の記憶はまた蓋をされてしまい、もう思い出すことはできなかった。

「……面白い出会いもあるものだ」

真っ暗な部屋の奥で、男は水晶玉を弄びながら呟いた。

水晶玉に映る彼がニヤリと笑う。

彼はそんな自分を同じ様に――鏡合わせではなく、よく似た表情で――笑って見つめ返した。

『チューニングだ、なんて。上手く言い返したじゃないか』

水晶玉の彼が言葉を発した。

「チューニング……そう、チューニングだ。あの街で、あの世界で成し得なかった事には、奴らにも責任がある……なら、またあの夏の日に戻るのも必然」

彼は、先程の客の名を良く知っていた。

それは、あの夏の日に、過去に抗い未来を穿った勇敢な人間の一人かもしれない。

それは、彼の救済に必要不可欠だった薄幸の少女かもしれない。

あるいは、また別の可能性として、世界に僅かな影響を与えた特異な青年の事だったかもしれない。

過去に囚われ、生き恥を晒しながらも、微かな希望を抱いて現世に縋り続けた男の事だったかも知れない。

それとも、全く別の誰かかも。

だが、先程の客が誰なのか。

その答えを知るのは、彼だけだ。

『いや、これは偶然さ。私がこの世界に来て私と出会い、そして奴らに会ったことは全て、ね』

「よく言う。この世界の一端を形作り、わざわざ世界の狭間にまで顔を出し、私を連れ出した悪魔が」

『何を今更。そもそも、そんな悪魔の力を借りようとしたのは私ではないか。因果応報、というやつさ』

「……まぁいい。いずれ分かることだ。どのみち全て受け入れるさ。とうに人の道は踏み外し、門の守護者として神の名を語るには弱りすぎた。左灘浩二という名さえ、今は仮初のものに過ぎない……そう、ちょうどお前の様に数多持つ貌の一つの様に、な」

卑屈な笑いが重なり合い、光の刺さない部屋の中に響いた。

『やはり、人間は面白い。私をいつも退屈させてくれない。そんな人間をわざわざ人間社会から切り離すとは、私の考えることは分からん』

「そうさ、人間は面白い。私はいつも驚かされてばかりだ。多くのモノが渦巻く世界で、それでもなお多くの者が揺るぎないモノを持ち、一時の感情に流され一喜一憂する。人間は素晴らしい。ただ……」

左灘は一旦言葉を切ると、誰に向けて言うわけでもなく……敢えて言うならば自分自身に語りきかせるように、続けた。

「私は、誰かが笑う一方で、誰かが泣くのが好きでは無いんだよ。私はあらゆる人間が生む哀しみを、一片残らず消し去りたいのさ……この世界を壊し尽くす事で、ね」

すると、入口の扉が開く音が聞こえた。

左灘は水晶玉をポケットにしまい、入口で佇む客に向かっていつもと同じように声をかける。

「やぁ、いらっしゃい。お客さんかな?」

占い師、左灘浩二

導線サブシナリオ

マクガフィン
占い
目的
左灘浩二に占ってもらう
障害
(時と場合によるが)左灘浩二、占い
舞台
占い屋
舞台については項目『占い屋』を参照

導入

最近、この街には話題の占い師がいる。
彼に相談したものの多くは悩みが解決し、また外に出ることを願うものの殆どがこの混沌世界からの脱出を果たしていると言うのだ。
探索者達は何らかの理由で占い屋を訪れた。この占い師のもとを訪れ、この先の運勢を占ってもらうのも良いし、この世界からの脱出方法を訪ねても良いだろう。

障害の導線と解決

どこで
占い屋
なにを
この先の運勢
どうすべきか
占ってもらう。
このシナリオの使い方は2通りある。

(1)KPが今後予定している他シナリオへの動線、または次回シナリオで出てくる敵のヒントなどを出す純粋な占い師として左灘浩二を演出する事。
たとえば、サブシナリオを次に遊ぶ予定ならサブシナリオでの障害について情報を提供してくれる。メインシナリオを遊ぶなら、障害となる神格についての情報を少しだけ提供してくれる、などだ。

(2)左灘浩二の企てを探索者達に気づかせ、新たに創造した別シナリオへの導線として用いる。
また、協力関係を結んで共に行動する事もできるが、この選択には多大なリスクを伴う。
左灘浩二の目的については神格の項目を参照してほしい。

なお、ここでは(1)の場合についてを記す。

報酬の導線と内容

探索者達が占い屋を訪れ、左灘浩二にこの先の行く末を占って貰えば、1D100の結果により次回シナリオの障害に関する情報を提供して貰える。

1~25
障害を解決の為に必要なキーアイテムの情報(場所、重要な関連人物、重要なアーティファクト、神格など)。または障害の突破方法の断片的な情報。
26~50
障害の解決の為に必要なキーアイテムの断片的な情報(人、物、アーティファクトの名前など)
51~75
障害に関するいくつかの情報(場所、関連人物、関連するアーティファクト、神格の名前など)
76~100
障害に関する断片的な情報(場所の暗示、関連人物の人種など)

なお、この世界からの脱出方法を尋ねた場合、左灘浩二は探索者の持つ悩みを聞き出し、信仰すべき対象の神に関するアーティファクト、魔導書などを渡してくれる。これらはもちろん、上手く使えば(命は落とすが)この世界からの脱出が叶う物だ。
また、左灘浩二は探索者達に代金として、旅の途中『虹色に光る銀の球』を探す様に頼む。

無貌の化神 左灘浩二

Illustrated by 紅あづま やぁ、いらっしゃい

人種
アウトサイダー
職業
占い師
拠点
不明
性格
観察者/強欲

かつて、彼は人類の救済を願ってとある事件を起こした。
この世界を破壊し、全人類を抹殺することで完遂する、真の救済。
しかしその願いは聞き入れられず、勇敢な探索者達によって阻まれた。
時空の狭間へと放り込まれた彼がそこでどれだけの年月を過ごしたのか……気がついた時、彼はもう1人の『私』を名乗る者と意思疎通が取れることに気がついた。
彼らの共通の目的は実にシンプルだ。
一方は、この世界でも同じように成し遂げる事の出来なかった救済を願い、一方は無貌の神の中で唯一この世界の崩壊を企む。

参考作品
クトゥルフ神話TRPGシナリオ 『夜明けの空に』
主な習得項目
心理学、多数の言語、クトゥルフ神話 など
イデオロギー/観測者
シナリオ同行中1回、シナリオの障害に関する情報を探索者に与える。

アーティファクト情報 ヨグ=ソトースの目

窮極の門の守護者、ウムル・アト=タウィルが持つ、虹色に輝く銀の球。
あらゆる時空間を見通し、自由な時空間旅行を可能とする。ヨグ=ソトースの目を用いれば、この混沌世界からの脱出も容易だろう。
ただし、このアーティファクトを1度でも手にしたものは銀の門の守護者としての責務を果たさなければならない。つまり、ウムル・アト=タウィルと成り果て、人間では無くなり、神の1柱となる。
寿命は消え、物理的な肉体破壊以外での死はなくなる。
また、あらゆる時空間の情報が絶えず脳内に再生される。
この情報量を見続けたものは、1ラウンドごとに1d100の正気度を失う。
現在、このアーティファクトの在り処を知っているのは、左灘浩二に棲むニャルラトホテプだけだ。
また、このアーティファクトの在り処はKPが自由に決定して構わない。
なお、左灘浩二が持つ水晶玉はただの水晶玉である。

NPC&神格詳細情報 左灘浩二とニャルラトホテプ

彼は左灘浩二という名の総合コンサルタントであり、海空礼二という名のカルト宗教団体の教主であり、ウムル・アト=タウィルという名の神だった。
ある時彼は、優しいコンサルタントを演じた。またある時、彼は優しさの中にある影をひた隠しにして、相談者の心に寄り添うカウンセラーを演じた。またある時は、その胸に抱く野望を悟らせること無く、目的の遂行の為だけに善人を騙し続けた。 そしてその末に、彼は自らの目的…この世界の崩壊…全人類を同時に殺す事による、真の救済を成し遂げようと試みたが、勇敢な探索者達によって阻まれ、この世でもあの世でもない時空間の狭間へと放り込まれた。
そこで彼がどれだけ長い時間を過ごしたのかは分からない。ウムル・アト=タウィルとなり死ぬ事も老いることもなく、とうに常人の持つ正気など全て失った彼にとって『正気を失う』ということは起こりえなかった。
1年か、10年か、100年か。あらゆる時空間を見通す目を持ってして、先のない暗闇しか見ることの出来なかった彼は次第に考えることをやめた。
しかし、そんな彼に目をつけた存在がいた。
ナイアル・オブ・パラダイスを生み出した無貌の神、ニャルラトホテプの貌の1つは、この混沌世界を良しとせず、この世界の破壊を望んだ。
人間の面白さは、人間社会でのみ作られる。それを隔離するなど以ての外……ましてや、自分で作り出した世界でこの世界を覆い尽くすなど愚の骨頂である、と。
そう信じた無貌の1柱は、協力者を見つけた。
幾つもの顔を持ち、神話知識に精通し、その身が神である左灘浩二はそうしてこの混沌世界へと招かれた。
新たな神をその身に宿し、混沌世界の破壊と引き換えに脱出し、また新たな計画を始めるためだ。
この無貌の1柱と左灘は、お互いがお互いを利用する協力者でしかなく、お互いがお互いをただの傀儡だと考えている。
一見してちぐはぐな組み合わせだが、彼らはこの世界においては少なくとも協力関係にあり、探索者達にとっては手強い敵となるだろう。
彼らの恐ろしさは戦闘能力の高さではなく、占いと称して一般人達に神話的知識を振りまいていることにある。
それによって引き起こされる神話的事件を調べれば、必ず彼らの痕跡が共通して表れるだろう。
場合によっては、探索者達が占いを受けることで、神話的知識(アーティファクト、魔導書、純粋な知識等)を提供してくれるかもしれない。
彼らと行動を共にする場合、彼らは探索者達にとって頼もしい味方を演じる。彼らの目的はこの世界の破壊・脱出であり、それは探索者達の目的と合致するからだ。
ただし、この世界を脱出した彼らが次に起こす事件は、この世界の脱出にひけを取らないほど大きな事件となるだろう。KPは彼らの目的を、彼らが関与するサブシナリオなどを通して暗に探索者達に伝えるべきだ。

施設情報 占い屋

どこにでもあり、どこにもない占い屋。
ナイアル・オブ・パラダイスにある都市のどこにでもこの占い屋の入口が存在する。占い屋の入り口があるのは、大抵都市の裏路地だ。
その街にしか住まない者にとっては、それはその街の占い屋でしかないが、ナイアル・オブ・パラダイスを旅する者はこの占い屋が世界のあらゆるところにある矛盾に気が付くだろう。
占い屋の本体はナイアル・オブ・パラダイスの何処かにある。これはKPが自由に決定して構わない。

製作 田中りとます(敬称略)/TRPGサークル【キガル】
クトゥルフ神話TRPG シナリオ集
夜明けの空に

http://trpgkigaru.wixsite.com/trpg-kigaru

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